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北陸工業新聞社
2017/11/28

【富山】原信が市内に初出店/下飯野土地区画整理組合設立/富山

 あいの風とやま鉄道東富山駅周辺で商業集積地や宅地開発などを計画する富山市下飯野土地区画整理組合(地権者40人)の設立総会が26日、光専寺で開かれた。区画整理内で計画される商業店舗に、原信(新潟県長岡市、原和彦社長)が出店することが明らかになった。同社の富山市内への出店は初めて。
 事業計画地は同駅東側の下飯野地域の一角31・1ヘクタール。このうち済生会富山病院に隣接する約8ヘクタールにおいて、食品スーパー(原信)を中心とする商業集積地や約90区画の宅地、公園などを整備する。原信のほかに2店舗の出店を予定しているが、検討中としている。
 業務代行者は松原建設グループ・光陽興産JV、事業計画・設計は日本海コンサルタントが担当。総事業費は9億5614万円。12月から造成工事に着手し、19年12月の工事完了を目指す。原信のオープンは19年3月ごろを見込む。
 総会では粟林等氏を理事長に選出したほか、今年度事業計画などを可決。粟林理事長は「この地域では住民の高齢化が進んでおり、商業店舗を核に利便性の高いまちづくりを目指したい」と話していた。

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