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北陸工業新聞社
2017/11/25

【富山】安全・安心な地域づくりへ貢献/コンクリート製品協会が50周年式典/盛大に祝賀会も挙行

 富山県コンクリート製品協会(惠美健一会長)の創立50周年記念式典・祝賀会が22日夜、富山市のホテルグランテラス富山で開かれた。会員各社の代表者のほか、来賓や認定委員、協会OB、関係者82名が出席し、節目を盛大に祝った。
 式典の開会に当たり、惠美会長があいさつし、「当協会は公共事業の増大とともに、その一翼を担うコンクリート二次製品業界が連携し、健全な技術の発展と品質の向上、経営の合理化等を図る目的で昭和42年3月に創立。昭和54年からは富山県コンクリート製品認定制度を開始し、認定委員会の指導の下、高品質のコンクリート製品づくりに努めてきた。平成18年度からはリサイクル認定製品を追加し、循環型社会への貢献も推進している。協会が継続的かつ健全に活動できるのは、先輩諸兄の尽力はもとより、関係者の理解と指導の賜物。感謝を申し上げたい」と話した。
 さらに、「建設業界を取り巻く環境は、公共事業費の財政制約の中で、厳しい状況が続くと推測されるが、創立50周年を一つの節目に、今後もしっかりと役目を果たしたい。大同団結の精神で会員間の連携をさらに強化し、ユーザーの皆様に安心して使っていただける高品質の製品づくり、現場に適応したトータル的な最適提案に努める。それが業界と協会の発展につながり、安全・安心で人々が豊かな暮らしを実現できる地域社会づくりに貢献できるものと信じている。今後も皆様のご指導とご支援をお願いしたい」と述べた。
 その後、同協会の会長を22年間に渡り務めた小川記生氏に、惠美会長から感謝状と記念品が贈呈された。
 来賓からは、富山県土木部の水口功次長(知事代理)、富山県建設業協会の竹内茂会長、富山県土地改良事業団体連合会の鹿熊正一副会長が祝辞。それぞれ50周年を契機として、さらなる飛躍などを祈念する言葉が寄せられた。
 引き続き、祝賀会を挙行。冒頭、惠美会長が「品質の向上はもとより、生産性向上や人材確保、経営に必要な適正な利益の確保などが必要不可欠な大きな命題。ユーザーの期待に高いレベルで応え続けていくには、時代の変革に適応し、われわれ自身が変革・挑戦して発展し続けていく必要がある。本日を機に、より秩序ある組織団体となり、それらの取組を強化し積極的に推進する。本日は、さらに発展を遂げる決意をみなさんと共有したい」とあいさつ。
 その後、県農林水産部の清水真人次長の発声で乾杯。出席者は、和やかな雰囲気の中で歓談した。中締めでは、同協会の小川城央副会長の発声で万歳三唱、広瀬慎一認定委員長(元富山県立大学教授)が返礼の万歳を行い、閉会となった。

hokuriku