建通新聞社
2017/11/27
【大阪】芦屋市 JR芦屋駅南再開発事業協力者選定
兵庫県芦屋市は、JR芦屋駅南地区第2種市街地再開発事業の事業協力者として、東急不動産・竹中工務店JVを選定した。今後は、2018年3月に事業計画を決定し、19年3月の管理処分計画決定を目指す。
計画では、業平町他の1・1fを対象に、第2種市街地再開発を実施。事業協力者は、事業に関する助言・提案を行う他、特定建築者制度を活用した事業実施を前提に、まちづくり基本計画の具体化、新築する複合施設の設計・施工、全体の事業計画や管理処分計画の策定、保留床処分やマンション分譲、施設の管理・運営、商業施設へのテナント誘致などを担当する。
新築する複合施設は、総延ベ床面積約1万3700平方bを想定。住宅約50戸、商業施設、公益施設、駐車場などを設ける。敷地面積は約2700平方b。付帯施設として駐輪場や再開発ビルとJR芦屋駅とを結ぶ立体横断通路も設ける。
さらに、幹線道路となる都市計画道路駅前線(延長約80b、幅員15b)、都市計画道路駅前広場西線・交通広場(約6100平方b)、市道354号線(延長約70b、幅員4・4b)、市道185−3号線(延長約50b、幅員7・1b)の整備を実施。
この他、JR西日本も、再開発事業に合わせて、芦屋駅の駅コンコース・内外装の改修、エスカレーター設置、トイレ改修、店舗開発などを市と協議しながら行う。