「平成29年発生災害」第4次査定が22日まで実施され、鳥取市岩坪地区の急傾斜地施設など10カ所に2億7200万円の復旧費が決定した。
4次査定は9月中旬の台風18号による公共土木施設被害を対象としており、岩坪地区の急傾斜地では既設落石防護柵が倒壊。一部土砂を取り除く応急工事が進めており、引き続き覆った土砂を撤去後、吹き付け法枠工660平方b、鉄筋挿入工88本を施工する。復旧費は7000万円。
また、倉吉市関金町野添の市道野添1号線は、コンクリートブロック積み300平方bに5500万円の復旧費が決定した。
台風18号被害を対象にした査定は、今月17日まであった3次で66カ所に4億円が決まっており、5次はきょう27日から始まり(〜1日)51カ所に8億6000万円の復旧費が申請される。
4次査定の結果は次の通り。
※県施設8カ所に1億9340万円
▽河川4カ所=8510万円▽道路3カ所=3730万円▽急傾斜地1カ所=7090万円
※市町施設2カ所に7870万円
▽河川1カ所=2280万円▽道路1カ所=5580万円
日刊建設工業新聞