松山市は、一般会計12月補正予算案として33億8466万円を計上、累計で1864億4994万円となった。会期は11月24日から12月14日。建設事業関係では9月に発生した台風で被害を受けた道路などの復旧や崖崩れによる災害の防止対策、行政代執行で施工中の産業廃棄物最終処分場の施工量増加による追加補正。他、前倒し発注を行うための債務負担行為を盛り込んだ。
台風被害の災害復旧では、道路橋梁災害復旧事業として4300万円で猿川1号線(猿川甲)延長70bと立岩浅海線(萩原)延長10b。
農林土木災害復旧事業に1億3278万円で農道などの復旧。林道災害復旧事業に5105万円で林道の復旧。
崖崩れ対策では、住民の安全を確保するため5508万円で擁壁工や法面工を行う。
産廃関係では、地中の岩盤の状況などに応じた施工が必要となり、8998万円を追加。
債務負担行為では、年間を通じた切れ目のない発注を行うため、生活道路整備として伊台19号線と石井1号線の拡幅工や水路の暗渠工に1200万円を設定。他、下水排水路等整備として門田川の水路工に500万円。
土地改良事業の東野3のため池の水路改修に500万円。
また公共下水道事業の企業会計で、西部処理区の南吉田町に汚水雨水管工敷設として1500万円。北部処理区の和気町2などで舗装復旧工に700万円の債務負担行為を設定している。
提供:建通新聞社