新潟県外壁補修工事業協同組合(小嶋富雄理事長)は21日、上越市のデュオ・セレッソで第28回通常総会を開いた。会員40人余りが集まり、共同受注に向けた営業活動の強化や、施工技術向上などに団結して取り組むことを確認した。
冒頭、あいさつに立った小嶋理事長は「組合は来年30周年を迎える。引き続き厳しい状況が予測されるが、市町村への働きかけなど、営業活動を一生懸命頑張っていただきたい」と述べた。総会では、17年度事業計画および収支予算を原案通り承認。主な活動として、共同受注事業では市町村の重点的な活動、有資格の徹底、官公庁その他へのPR活動を推進する。また、教育および情報の提供に関する事業として技術研さんのための講習会・研修会のほか、「外壁補修施工管理者認定講習会」を適時実施し、施工技術と品質向上を図ることを盛り込んだ。
その後、来賓を招いて懇親会を開いた。優良工事表彰として上越地区の平林塗装、中越地区のカナショウ産業、下越地区の村上塗装工業の3社に小嶋理事長が表彰状と記念品を贈呈。来賓の富田陽一上越市建築住宅課営繕室参事は「雨や雪が多くなり、工事に支障をきたすことが増える。早期発注に努め、円滑に仕事を進められるよう協力したい」と語った。
ちょうどこの日は小嶋理事長の誕生日。17年度職業能力開発関係厚生労働大臣表彰(技能検定関係功労者)の受賞と合わせて事務局から花束が贈られ、会場全体で祝福した。