日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/11/21
【埼玉】埼電協が初の会員大会
埼玉県電業協会(岡村一巳会長)は10日、11日の2日間、初の会員大会を皆野町のいこいの村ヘリテイジ美の山で開催した。共催の東日本建設業保証轄驪ハ支店の提携講師として、Officeアイム代表の森川あやこ氏を招き、コミュニケーションをテーマとする講演を行ったほか、サイクリング、バーベキュー、懇親会、夜の星を見る会、雲海を見る会、ゴルフなど、紅葉の秩父で会員同士の親交を深めた。
レクリエーションを兼ねたサイクリングでの参加者は、各地点で合流しながら、車で来場したほかのメンバーと、現地で合流した。
初日はまず、金子圭企業対策副委員長の司会・進行で、3部構成の講演を実施。
冒頭、岡村会長は「すでにご案内のように、新年の経営者セミナーと秋の企業対策セミナーが1つになり、ことしから会員大会を初めて開催することになりました。今回は3つのレクリエーション、3つの講演、そして夜は懇親会と、いろいろな内容が準備されていますので、有意義な時間を皆さんで共有していただければと思います」とあいさつ。
1部で登場した森川氏は、『目指そうコミュニケーションの達人』と題し、交流の場を上手に活用することで、人間関係の輪を広げることの重要性を説き、好感を与える声、話し方を伝授。周りを巻き込む会話術としてふさわしいセリフを紹介。巧みな話術で受講者を惹き付けた。
2部では熊田弘信副会長が日本電設工業協会の会員大会の決議に基づき、夢と生きがいのある電設業界を目指し策定された、『新アクションプラン』について基調講演。
5つの目標である▽担い手の育成および確保&生産性向上▽適正な工期・適正な価格での受注の確保▽分離発注の促進▽電力新時代への対応▽国際貢献、海外展開の取り組み――の達成に向けた、戦略的情報発信、関係団体などとの連携強化を図る方針が報告された。
3部では町田浩征事故防止対策委員長が『埼玉県電業協会での災害時応援体制』について解説。地震、風水害、そのほか事故災害などにおける、県との協定に基づく対応や、配備体制を確認した。
終了後は懇親会を催し、日ごろの疲れを癒すとともに、支部の垣根を越えた交友を深め、夜の星を見る会などで、くつろいだ。
翌日は、早朝からゴルフや雲海を見る会で、山の冷気に包まれリフレッシュ。共通の話題を語り合い、ともに和やかに一時を過ごした。