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日刊建設タイムズ社
2017/11/22

【千葉】新日鉄住金エンジGが落札/東総広域組合/DBOのごみ処理施設/落札価格は366・8億円

 東総地区広域市町村圏事務組合(旭市ハの612番1、管理者・明智忠直旭市長)は、DBO方式で実施する「東総地区広域ごみ処理施設整備及び運営事業」の落札者を公表した。入札には新日鉄住金エンジニアリングを代表企業とする1グループが参加し、366億8000万円(消費税抜き)で落札した。予定価格は375億円(同)だった。
 同グループの構成員は日鉄住金環境プラントソリューションズ。協力企業が東洋建設(東関東営業所)、極東開発工業、上杉物産、エヌジェイ・エコサービス、日鉄住金物産、市川環境エンジニアリングの6社。
 落札価格の内訳は設計・建設業務209億9000万円、運営・維持管理業務委託156億9000万円。予定価格の内訳は設計・建設業務209億9000万円、運営・維持管理業務委託165億1000万円。
 同施設の建設場所は銚子市野尻町地先。敷地面積は約4万8000u。主な施設は、高効率ごみ発電施設とマテリアルリサイクル推進施設のほか、管理棟、ストックヤード、車庫、洗車棟など関連施設。ごみ処理施設は処理方式がシャフト炉式ガス化溶融方式で、施設規模が198t/日。リサイクル推進施設は処理方式が選別、圧縮梱包で、施設規模は缶類3・6t/5h、ペットボトル2・6t/5h。
 事業スケジュールは、来年1月の組合議会の議決を経て契約を締結。契約締結後に設計に入り、2021年3月末の竣工を目指す。落札者は特別多目的会社(SPC)を設立し、同年4月から運営を開始する。運営期間は41年3月までの20年間。
 事業者の選定では、昨年12月に実施方針及び要求水準書案を公表し、本年4月7日に総合評価一般競争入札を公告。8月18日に入札書及び事業提案書の受け付けを締め切り、先月31日にヒアリング等の審査を行い、優秀提案者を決定した。k_times_comをフォローしましょう
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