南国市は、植田地区で進めている次世代園芸団地の基盤整備に向け、基本設計を年内に外注する。早ければ2018年度中に造成工事、排水、給水設備工事などの他、次世代ハウスの建築工事を発注したい考えだ。
今回対象となる敷地は、地権者から借り上げの合意を得られた植田地区に点在する畑などの土地で、面積は合計約3f分。最終的には合計約10f分の敷地を確保する予定。主にニラを栽培する計画で、ハウスの他、直販所・レストラン、研修施設の設置なども検討している。
次世代園芸団地基盤整備は、高知県が進める園芸クラスター形成事業の一環で、次世代園芸ハウスなどによる生産拡大が目的。先行事例としては、15年5月に開設された次世代施設園芸団地(四万十町本堂)があり、県の農業クラスター(集積)政策の拠点施設として位置付けられている。
提供:建通新聞社