国土交通省中部地方整備局は、三重河川国道事務所庁舎新築設計・既存庁舎取り壊し設計プロポーザルで、設計者を陣設計に特定した。2018年9月までに庁舎の新築設計と既存庁舎の取り壊し設計を完了させる。工事スケジュールに関しては今のところ未定としている。
同庁舎(津市広明町297、敷地面積8227平方b)、特殊車両車庫、車庫と別地に所在する津国道維持出張所(津市島崎町315、敷地面積2063平方b)の老朽化に伴い新築するとともに、既存庁舎と津国道維持出張所を取り壊す。
新築する施設は庁舎、特殊車両車庫、車庫と津国土維持出張所。それぞれの規模は、新庁舎が鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建て延べ4279平方b。特殊車両車庫が鉄骨造平屋360平方b、車庫が鉄骨造2階建て延べ551平方b。津国道維持出張所は鉄筋コンクリート造2階建て延べ521平方b。
取り壊される施設は、既存庁舎(既存庁舎・車庫・特殊車両倉庫)17棟と津国道維持出張所(既存庁舎・車庫・無線局舎)8棟。既存庁舎などの総延べ床面積は2583平方b、津国道維持出張所などの総延べ床面積は845平方b。既存庁舎は1963年の建築、津国道維持出張所は60年の建築で、いずれも築後50年以上が経過している。
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建通新聞社