建通新聞社
2017/11/21
【大阪】もと淀川区役所跡地 公募条件整理へMS
大阪市は、もと淀川区役所・もと淀川区保健福祉センター跡地の土地活用に関するマーケット・サウンディングを実施する。同地では、市が新淀川図書館を整備する計画で、隣接店舗などを含めた開発に民間活力を活用する方針だ。これに向け、民間事業者との対話を実施した上で、公募条件を整理する。
対象用地は全体で約5390平方b。もと区役所と保健福祉センター、その他市有地で構成する。所在地は、阪急十三駅から約200bの場所で、府道大阪高槻線に面し、淀川河川公園にも近い。
個別用地概要によると、もと区役所と保健福祉センターの面積は4870平方b。用途地域は商業地域(準防火・防火地域)。建ぺい率80%。庁舎などの建物が現存する。その他市有地は、建設局所管用地350平方bと水道局所管用地170平方bの計520平方b。
必要な機能としては▽1500平方b程度の市立図書館(整備後は市が運営)▽450平方b程度の市営駐輪場(〃)▽図書館と一体感のある飲食店、書店など(整備後は事業者が運営)―など。事業方式は土地売却方式。
対象事業者は、同地域の利活用内容を提案し、実行する意向がある法人、または法人グループ。2018年1月15〜31日に対話の参加を受け付け、2月5〜9日に対話を実施。3月に結果を公表する予定だ。