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建通新聞社(岡山)
2017/11/20

【岡山】岡山市 岡山北斎場整備 1月に設計・施工一括発注方式(DB方式)で公告

 岡山市は、北区富吉地内に建設を計画している岡山北斎場整備事業の民間事業者を募集するため、2018年1月に設計・施工一括発注方式(DB方式)で入札公告する。開札は18年10月、参加資格確認審査を経て、同月中に落札者を決める。整備期間は18年度から21年度末まで。設計、許認可業務などを経て、19年度から工期18〜20カ月程度で工事を進める予定。
 計画では、県道岡山賀陽線北側の約2・8fに延べ床面積6000〜7000平方bの施設を整備する。建物は火葬部門、待合部門、管理部門、告別部門などから構成。火葬炉は台車型火葬炉で、人体火葬炉12基、胞衣(えな)炉1基、動物炉1基の計14基。個別待合室12室、告別室、控室など。駐車場は普通自動車180台、大型車(マイクロバスなど)12台分を整備する。また、進入路は立体交差で整備する。
 東山斎場再整備事業の単価を当てはめた場合の建築費は、建物施設が32億4000万円から37億8000万円程度、火葬炉工事費は8億6000万円程度。
 その他調査費・設計費、インフラ整備費、進入路整備費などを含め、新斎場の概算事業費は50億〜70億円程度を試算している。

「提供:建通新聞社」