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建設経済新聞社
2017/11/17

【京都】朝来西団地の20棟を長寿命化 16棟は解体し利便施設誘致

 京都府は、舞鶴市朝来西町の府営住宅朝来西団地の改善に乗り出す。
 団地全体を改善棟(南側20棟100戸)と集約棟(北側16棟87戸と南側2棟5戸)に分け、改善棟は耐震改修で耐震性を確保した上で、高齢者や子育て世帯にも配慮した長寿命化改善工事を今後10年間の事業期間(集約棟の入居31戸の移転完了するのが10年後)で実施する予定。年2棟ペースで実施する予定。
 集約棟は一部を仮住まい整備で使用した後、解体除却。改善棟の住環境向上のため、跡地に駐車場を整備するほか、日常生活用品の購買施設等の生活利便施設を誘致する方針。
 府は、府営住宅朝来西団地低層集約型改善基本設計・耐震診断等業務委託を指名競争で通知。近く開札し担当業者を決める。業務内容は改善棟に係る基本設計(改善工事、仮住まい整備、解体)と耐震診断、集約棟に係る基本設計(仮住まい整備、解体)。履行期間は30年3月30日。
 朝来西団地はコンクリートブロック造(簡易耐火構造)2階建の2戸〜7戸長屋住宅(昭和48年から昭和51年築)。団地中央を東西方向に走る道路より北側の16棟87戸(うち入居28戸)、南側の22棟105戸(うち入居65戸)の計38棟192戸(うち入居93戸)で構成される。