トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

秋田建設工業新聞社
2017/11/15

【秋田】JR羽後本荘駅周辺整備/東西自由通路で3カ年継続費を提案へ

 由利本荘市都市計画課は、推進するJR羽後本荘駅の周辺整備事業に関し、現在、
東西自由通路整備の実施設計と駅東広場整備の用地補償を進めており、来年度にJRと東西自由通路整備の協定を締結して着工する方針だ。整備は3カ年を予定しており、新年度当初予算に3カ年の継続費を提案する考え。同事業における現時点の総事業費は約39億2,400万円。
 同駅の橋上駅化に合わせて整備される東西自由通路は橋長55m、幅員4m(階段部3m)の規模。通路への出入り口から橋上部に繋がるエレベーター2基を備える。
 同駅周辺ではこのほか、都市計画道路停車場東口線の整備、駅前広場(既存施設)再整備と駅東広場新設も計画。
 停車場東口線は、新たに整備される駅東広場から国道105号までの延長約340m区間で拡幅(W4〜5m→W16m〔2車線、車道W9m〕)と両側歩道の設置(各W3.5m)を行うもので、東西自由通路整備の進捗状況を見ながら、設計等に着手していく。
 また、駅前広場(既存広場)と駅東広場については、駅前広場の測量を藤和測量設計、駅東広場の路線・用地測量を小松測量設計、両広場の詳細設計を福山コンサルタントがそれぞれ担当。東西自由通路整備の進捗状況を見ながら工事に着手する方針。駅前広場の再整備については、現在JRや交安委員会など各関係機関と協議を行っており、今年度中に協議を終えたい考え。


提供:秋田建設工業新聞社