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日本工業経済新聞社(群馬)
2017/11/14

【群馬】建設業協会前橋支部が安全パトロール

群馬県建設業協会前橋支部(三原豊章支部長)は9日、建築工事現場安全パトロール・環境すみずみパトロールを実施した。会員をはじめ厚生労働省前橋労働基準監督署職員、前橋市の女性職員の計34人が3班に分かれて6現場を見回った。
出発前のあいさつでは泉野志副支部長が「作業員の方には年齢が上の方もいる。チェックシートの項目には無いが、段差についてのチェックも必要だと思う。ここにいる方々は若く、そんなことはないと思うかもしれないが、そういったことにも目を配ってほしい」と、現場にひそむ危険事項に触れた。
続いて同監督署の小幡俊之副署長は「労働災害事故防止に限らず自然災害、安全保障などさまざまなことに言えるが、最悪を想定して最善を尽くすことが大変重要。本日のパトロールでは労働災害事故防止、建設産業のPRに向けた一層のご尽力をお願いしたい」と話した。
現場で安全面や衛生面などをチェックした後、全員が集まって班ごとに確認内容を発表するなどし、工事現場の安全維持に務めた。