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建通新聞社(中部)
2017/11/02

【岐阜】多治見の小泉小 公募型エスキスで12月中に設計公告 

 多治見市は、小泉小学校の校舎棟と体育館を建て替える計画だ。設計者を決めるため公募型エスキス方式で12月中に公示する。設計者決定後、2017年度内に基本設計をまとめ、18年度に実施設計を進める。19年度に建設工事に着手し、20年度に完成させる予定だ。
 同小は北舎が1971年、体育館とプールが73年に建設されるなど老朽化が進んでいることや、現在の児童数(17年度656人)では狭いため建て替える。建設地は小泉町7ノ90の現小学校敷地で、敷地面積は1万8029平方b(建設用地面積1万5880平方b、グリーンパーク面積2149平方b)。
 新校舎の整備計画は、普通教室ゾーンが普通教室18室、特別支援学級関係室3室の他、トイレ12カ所、多目的スペース3室などを配置する。特別教室ゾーンが音楽室、理科室、家庭科室、図書室、図工室などとなる。管理用諸室として校長室、職員室、保健室、放送室、などの他、学童保育専用スペース、配膳スペース、機械室などを設ける。
 体育館にはアリーナやステージ、音響設備室、ピアノスペース、器具庫などを、プールには低・高学年用のプールの他、更衣室や救護室を設置する。その他、運動場にグリーンパークを整備する他、駐車場なども整備する。
 新しい校舎、体育館の規模は未定だが、既設より延べ面積は広くなる予定。既存校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4045平方b、体育館が鉄骨造平屋844平方b。

提供:建通新聞社(2017/11/02)