出水市の高尾野と野田の両支所庁舎建設に向けて基本・実施設計の委託先が決まった。高尾野支所新庁舎(1400u)をDai建築DESIGNが2345万円で、野田支所新庁舎(1100u)を武田建築事務所が1970万円でそれぞれ落札。完了日は2018年12月14日までを予定。順調に進めば本体着工は19年度になる見通し。
現時点での総事業費は高尾野が6億8242万円、野田が5億3367万円。20年度までには全事業完了させたい考え。
建築設計以外にも設備基本・実施設計、解体の設計も決定。高尾野庁舎の設備関係は西栄設備事務所、解体は荒平建築設計事務所が担当する。野田庁舎の設備関係はプランディーが行う。
高尾野支所が現地での建て替え。支所機能や老人福祉センターのほか、健康管理センター、公民館、図書館を併せ持つもので、延べ面積は約1400uを想定。
野田庁舎は、野田保健センターおよび野田老人福祉センター付近の市有地で敷地面積は9230u。支所機能をはじめ、老人福祉や保健、健康増進等の各センターなどの一体的な整備を目指し、延べ面積は1100u。
■高尾野庁舎
来年12月頃解体着手
既存施設解体などは、施設内容等を踏まえて早ければ18年12月にも着手。高尾野支所が、庁舎(RC造2階建3048u)のほか、老人福祉センター(RC造平屋建て531u)、公民館(RC造2階建568u)、図書館(同660u)が対象。野田支所は、庁舎(RC造2階建2532u)、老人福祉センター(同560u)や健康増進センター(W造平屋建て529u)の一部が予定されている。なお、野田支所の解体は新庁舎完成後、野田保健センターは別利用されているため取り壊さない方針でいる。