建通新聞社
2017/11/14
【大阪】天王寺動物園GA 事業予定者に近鉄不動産
大阪市は、天王寺動物園ゲートエリアの魅力向上事業で、民間事業予定者を近鉄不動産(大阪市天王寺区)に決めた。てんしばゲートエリアなど計約11・5fを対象に、レストランやグッズショップなど新たな施設を整備する他、魅力向上に向けたイベントやプロモーション活動を展開していく予定だ。
同社の提案によると、てんしばゲートエリア(約0・5f)では、事業コンセプトを「育てよう!好奇心」とし、来園者の知的好奇心を刺激する交流広場を整備する。具体的には▽ガーデニングカフェ・レストラン▽アウトドアBBQサイト▽アスレチック施設▽ボルダリング・クライミング施設▽動物園グッズショップ、テイクアウト店舗―など。
動物園エリア(約11f)では、事業コンセプトを「育もう!いきものへの愛」とし、自然や生物を感じる温かいデザインを採用した施設を整備する。施設はフードコートやグッズショップ、園内簡易売店などを予定している。
事業に必要な経費は、てんしばゲートエリアの既存施設の解体・造成費以外は事業者が全額負担する。市の負担上限額は設計費593万9000円、施工費2億1790万円。事業期間は2035年9月30日までを基本とする。