志太広域事務組合(管理者・中野弘道焼津市長)は、汚泥再生処理センターとなる新大井川環境管理センターについて、DBO(デザイン・ビルド・オペレート)方式で、整備・運営する事業者を募集している。DBOは、設計・施工と施設の運転と維持管理を一体として評価し契約する方式。
参加表明書、資格審査申請書類受け付けを11月14日まで、資格審査結果の通知を20日、提案書は2018年1月22日まで受け付ける。3月に落札者を決定、5月に仮契約締結、7月に本契約締結とする。仮契約締結後、落札者が主導してSPC(特別目的会社)を設立する。
設計・建設期間は18年5月から21年3月まで、運営期間は21年4月から36年3月までの15年間。
業務は、実施設計、建設、工事管理、各種申請、申請支援と、受け入れ、受け付け、運転、維持、環境、情報の管理など。
大井川環境管理センターは、稼働から18年が経過し、設備・装置の老朽化が進んでおり、新大井川環境管理センター整備基本計画に基づいて施設を更新する。
建設予定地は焼津市飯渕2035、大井川環境管理センターの隣接地。敷地面積は1万3867平方b。延べ面積、構造、階数は実施設計の中で決定する。
処理能力は210`g毎日。水処理方式は膜分離高負荷脱窒素処理、または浄化槽汚泥の混入比率高い脱窒素処理。資源化方式はリン回収方式。汚泥処理方式は乾燥焼却処理方式。
現施設の解体の発注、跡地利用については未定。
提供:建通新聞社
(2017/11/10)
建通新聞社 静岡支社