熱海市は、熱海港のにぎわい創出による伊豆箱根地域観光拠点(海の玄関口)形成のための基盤検討調査業務を公募型プロポーザルで選定した結果、いであ(東京都世田谷区)を特定した。
国内外のクルーズ需要が高まっていることを受けて、新たな玄関口として熱海港の整備とクルーズ船の誘致を行うことで、陸・海からのアクセス性を高め、同市と伊豆箱根地域全体の活性化を図ることが目的で調査を実施する。
今回の業務では熱海港湾エリアにぎわい創出検討基礎調査とクルーズ船受け入れ環境整備基礎調査を行う。
熱海港湾エリアにぎわい創出検討基礎調査は、魚市場の移転や港食堂の整備などを見据え、熱海サンビーチの通年利用や後背地の渚町エリアを含めた港湾エリア全体の需要予測と整備計画検討を行う。クルーズ船受け入れ環境整備基礎調査では、国内外のクルーズ船社のニーズ把握、熱海・伊豆箱根地域への寄港需要調査、岸壁や後背エリアの適切な施設配置計画案と整備計画案の作成を行う。
調査業務の納期は2018年3月20日までとしている。
なお、公募型プロポーザルには6社が提案書を提出した。
提供:建通新聞社
(2017/11/8)
建通新聞社 静岡支社