国土交通省岡山国道事務所は、国道2号の大樋橋拡幅に伴う上部工事を12月までには発注する。
笹ケ瀬川を跨ぐ橋梁で、現在、拡幅に向けて橋脚部の拡幅工事が進められており、その完了を待って上部の拡幅(上り線側)に着手する。
上部の拡幅規模は、単純プレテンションT桁部が橋長21b×2径間分、単純ポステンションT桁部が橋長29・3b×1径間分。幅員はそれぞれ4・8b。工期は約13カ月間。施工地は岡山市南区古新田地先。
上部工の設計は八千代エンジニヤリング(岡山市北区)が担当した。
なお、慢性的な交通混雑の緩和や交通事故の削減に向けて、国道2号では、大樋橋西高架橋(仮称)の建設計画なども進められている。
「提供:建通新聞社」