安城市は「安城南明治市有地有効活用事業」で、安城南明治第一土地区画整理事業の第28街区において優良建築物等整備事業制度を活用した事業提案を公募型プロポーザル方式で募集する。12月中旬に募集要項を公告、2018年5月下旬に事業者を選定する予定。事業者は18年度に設計、19年度に着工、21年度の完成を目指す。
同市は、第28街区の有効活用として、土地の共同化と高度利用化を誘導し、市の中心商業・業務地にふさわしい魅力と活力にあふれた都市拠点の形成を図る。
計画面積は、市有地(市土地開発公社所有地含む)3280平方b、民有地1921平方bを合わせた5201平方b。
施設要件としては、高層住宅や駐車場の他、社会福祉、医療、教育文化、商業、業務(オフィス)、宿泊施設などの中心市街地に誘導すべき都市機能施設などで構成する複合施設を想定。アンフォーレとの相乗効果による街のにぎわいや回遊性の創出、中心市街地に居住人口や昼間人口を増やす機能、魅力と活力を与える機能を求めている。
アンフォーレは、図書情報館やホール、証明・旅券窓口センターなどの本館と、ドミー安城アンフォーレ店や暮らしの学校安城アンフォーレ校が入る南館などがあり、6月1日にオープンした。
安城南明治第一土地区画整理事業地は、花ノ木町、御幸本町、相生町および桜町の各一部、JR安城駅の南側に位置する面積約16・7fの区域。
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建通新聞社