阿波市は、阿波市保育所・幼稚園等施設整備計画に基づき、現在の阿波町の「林保育所と林幼稚園」、市場町の「市場保育所と市場幼稚園」、吉野町の「柿原保育所と柿原幼稚園」をそれぞれ民営化し、幼保連携型認定こども園を誘致する計画だ。現在、園舎を新築し運営する事業者を募集しており、2020年3月までに園舎建設を完了させる。
林認定こども園は、現林幼稚園(鉄筋コンクリート造平屋423平方b)の敷地2391平方bに園舎を新築し、現林保育所(鉄筋コンクリート造平屋853平方b)の敷地1850平方bは駐車場として利用する。17年度の入所児童数は幼保合わせ131人。
市場認定こども園は、現市場保育所(鉄筋コンクリート造平屋618平方b)の敷地2893平方bに園舎を建設し、現市場幼稚園(鉄筋コンクリート造平屋650平方b)の敷地1992平方bは駐車場として利用する。17年度の入所児童数は幼保合わせ122人。
柿原認定こども園は、現柿原小学校東側の農地を購入し園舎を建設し、現柿原保育所(鉄筋コンクリート造平屋470平方b)の敷地1487平方bは隣接する小学校用地と併せ駐車場として整備する。17年度の入所児童数は幼保合わせ84人。
事業者を18年2月上旬に決定し、定員など諸条件を検討し、園舎(平屋)の床面積を検討する。建設年度は19年度で、建設費は保育所等整備交付金および認定こども園整備交付金が受けられる場合に市は負担分も含め補助するが、19年度阿波市当初予算成立を条件としている。
開園は20年4月1日の予定。
提供:建通新聞社