「坂井市みくに市民センター」の開館記念式典は3日、三国町中央1丁目の現地で開催された。工事関係者や住民ら約200人が出席する中、新たに生まれた三国の顔の完成を盛大に祝った。
まず、玄関前で坂本憲男坂井市長や稲田朋美衆議院議員らによるテープカットが行われ、出席者は館内を見学した。その後、同センター内のみくに未来ホールで式典が執り行われた。
式典では坂本市長が「このセンターは支所機能と文化ホール機能、そして集会所機能を併せ持つ複合施設。みくに未来ホールは、天井は日本海の姿や空の雲をイメージ、壁面は東尋坊の岩肌を優しくアレンジしている。いつでも誰もが気軽に立ち寄り、豊かな気分を味わえる施設となることを心から期待する」とあいさつ。続いて来賓の伊藤聖一市議会議長、稲田衆議院議員、斉藤新緑県議会議員が祝辞を述べた。
その後、オープニング公演として花柳流瑞穂会による日本舞踊が披露され、開館に花を添えた。
同センターの建設規模はRC造(一部S造)4階建て延べ2639・35平方メートル。施工は建築を三越建設工業・竹野建設JV、電気設備を上野電機・北電機商会JV、機械設備を三和商会・山田設備JV、外構工事を日東開発、舞台設備を森平舞台機構がそれぞれ担当。設計は赤土善蔵アトリエが行った。