新潟県土木部河川整備課は10月31日、新潟市北区新鼻地内「1級河川福島潟福島潟水門本体工事」を、総合評価方式(技術評価型)の制限付き一般競争で公告した。
対象は3社による特定JV。JV申請書は9日から13日まで、参加資格確認申請書は21・22の両日にそれぞれ受け付ける。主な資格は代表構成員が県内に主たる営業所を有し、土木A級の総合評点1100点以上であり、02年4月1日以降に河川または海岸における水門、堰、樋門のいずれかの新設に係る土木工事(引上げ式のゲート構造、1門当たりの扉体面積が10平方メートル以上)、杭長(最大深度)25メートル以上の既製杭設置工事の元請施工実績など。代表以外の構成員は県新潟・新発田地域振興局地域整備部管内に主たる営業所を有し、土木A級で総合評点980点以上など。今入札には数値的失格基準が設けられている。
工事概要は基礎工(鋼管杭φ900ミリL=75・5メートル/本)56本、水門工(B=41・0メートル×L=23・2メートル)一式。技術提案として「基礎杭の品質・出来形を確保するための具体的な施工・管理方法」、「周辺施設、宅地に対しての具体的な騒音・振動対策」の2項目を求めている。開札は12月20日に行う。2月県議会で請負承認を諮り、工期は21年3月15日まで。詳細設計は東京建設コンサルタントが担当。