日本工業経済新聞社(埼玉)
2017/10/24
【埼玉】秩父県土が荒川の巴川橋補修を順調なら18年度
秩父県土整備事務所は、荒川に架かる小鹿野影森停車場線巴川橋の補修工事を順調なら2018年度に発注する。補修設計は、オオバ北関東支店が18年3月30日納期で進めている。
工事内容は、桁内側の腐食・防食機能劣化への塗替塗装工、ひび割れに対する低圧注入および充填工を施工する計画。また、コンクリートの表面保護へ含浸材塗布工を行うほか、断面修復工も予定している。
同橋(秩父市久那地内ほか)は、橋長172・5m、幅員8m。上部工が下路式ニールセンローゼ桁、下部工は重力式橋台2基。1974年の架設。
設計作業では、工事に向けての数量算出、使用材料の比較検討を行う。さらに、設計図面、数量計算書、施工計画書、工事仕様書などを作成し、概算工事費も算出する。