近畿地方整備局福井河川国道事務所および道端組は25日、中学生参加の「福井バイパス笹岡地区改良他工事」での現場見学を行った。参加した生徒は、普段触れることができないマシンガイダンスを実際に体験し、ICT施工や道路が作られる過程などを学ぶことで、建設業に対する興味を深めた。
この日は職場体験学習の一環として、福井河川国道事務所が受け入れている福井市立明倫中学校2年の男子生徒2人、道端組が受け入れている福井市立足羽中学校2年の女子生徒3人が参加。
現地では、ドローンを工事現場でどのように活用しているのかについて説明を受け、その後実際にドローンを飛ばし、そこから空撮された自分たちの姿をタブレットで確認した。
続いて、生徒がマシンガイダンス搭載の重機の操縦席に座り、機器等についての解説を聞いた後、簡単な操縦も行った。
同工事は国土交通省の発注で、道端組が施工を担当。概要は掘削工3万5800立方メートル、盛土工8700立方メートルなど。