NEXCO西日本四国支社は、高松自動車道4車線化事業で、香川県内の津田寒川インターチェンジ(IC)から高松東IC間約6・7`(約4・1`、約2・6`の2区間)の対面通行による暫定2車線運用を、11月21日から上下線分離の車線運用に切り替える。
同線切り替え後から、中央分離帯にガードレールを設置する工事の他、対面通行となっている道路舗装補修工や標識移設などのリフレッシュ工事を進める。
今後、2018年1月頃まで中央分離帯やリフレッシュ工事などを進め、完了後は次のステップとして、三木トンネル、志度トンネルとその周辺区間、高松方面下り線側でトンネル設備改造整備を進める。
このため18年1月頃以降から徳島方面に向かう上り線は完成2車線、高松方面(下り)はトンネル部が1車線となる計3車線、それ以外の区間では4車線。最終19年3月末までに完成4車化となる。
高松自動車道4車線化の事業区間は徳島県の鳴門ICから高松市境まで全長51・8`。このうち4車線化工事は延長40・7`。
車線切り替え工事に伴い、津田東IC〜高松中央IC(上下線)間の延長20・1`で夜間通行止めを実施する。通行止め時間帯は11月20日午後8時から21日午前6時まで。国道11号への迂回(うかい)が必要となる。天候(荒天)などにより順延する可能性もあるため、21日〜22日の同時間帯を予備日としている。
通行止め期間中に、上下線を分離した車線運用への切り替えのための舗装や、路面標示などの工事を行う。
提供:建通新聞社