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建通新聞社
2017/10/27

【大阪】府営住宅耐震改修 2件を第3Qに発注

大阪府住宅まちづくり部は、府営住宅の耐震改修事業で、八尾高砂住宅第2期を11月、八田荘住宅第1期を12月にそれぞれ工事発注する予定だ。工事規模はいずれも1億8000万〜6億円を見込んでいる。
 八尾高砂住宅の建設年度は1965〜66年度。所在地は八尾市高砂町2丁目。2期改修工事の対象となるのは、鉄筋コンクリート造4、5階建ての19棟・688戸。耐震工法としては、鉄骨ブレースと耐震壁の設置を予定。24カ月間ほどの工期を見込んでいる。
 実施設計は土屋総合設計(泉佐野市)が担当した。
 八田荘住宅は全52棟からなる中層の府営住宅で、建て替えと耐震改修を組み合わせた更新整備(複合事業)を実施中。1期改修工事の対象となるのは、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約1万7300平方bの16棟・660戸。18カ月間ほどの工期を見込んでいる。所在地は堺市中区宮園町3丁。
 耐震改修計画の策定は、日総建(大阪市中央区)が担当した。
 この他、八田荘住宅では第2期の耐震改修を計画しており、18年度に工事を発注する予定だ。
 対象施設の規模は、鉄筋コンクリート造5階建て延べ約1万6700平方bの8棟・425戸。建設年度は1966〜68年度。場所は堺市中区宮園町。
 第2期の耐震改修計画策定は、大和建築事務所(大阪市中央区)が18年3月15日の納期で担当している。