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日刊建設タイムズ社
2017/10/26

【千葉】千代田で4号橋詳細設計/長生グリーンライン/事業費5・8億円で改良工等/進捗率は昨年度末約5割

 県長生土木事務所は本年度、事業費5億8000万円の事業費を投入し、国道409号茂原一宮道路(長生グリーンライン)の整備を進めている。4号橋の詳細設計を委託するとともに、ボックスカルバート、切盛土工事、道路排水工事などを推進。同事業の進捗率(事業費ベース)は総事業費152億円に対し昨年度末で約5割。4号橋の詳細設計は千代田コンサルタント(千葉営業所・千葉市中央区栄町42―11)に委託している。
 4号橋は、茂原市野牛地先の谷津田に架かる橋梁で、橋長約47m、有効幅員8・5m(車道7・0m)。上部工の形式は鋼橋。橋梁は整備区間7・2qに1〜7号の7橋が計画され、これまでに1〜3号の3橋が完成している。
 本年度はこれまでに、坂本改良工その1〜その4の国道道路改築工事や箱型管渠実施設計と道路詳細設計などを発注。箱型管渠の設計は本線と県道茂原大多喜線が交差するランプの設計を実施するもので、設計は和合エンジニアリングが担当。また道路詳細設計は、長南町の行政境付近から県道茂原大多喜線までの約1q区間を対象に実施。設計はセントラルコンサルタントが担当。
 国道409号茂原一宮道路(長生グリーンライン)は、茂原市及び茂原市以南の地域を連絡する高規格道路で、圏央道の茂原長南ICにアクセスし、首都圏への広域的な交通ネットワークを形成する。
 1998年12月に長南町〜一宮町間約11qが国から調査区間の指定を受け、99年12月には長南町〜茂原市間の約7・2qが整備区間に指定され、1〜3工区に分けて事業を実施している。
 圏央道の木更津東IC〜東金JCT間の開通にあわせ、国道409号〜茂原長南ICの1工区約0・7qが13年4月に供用を開始。残る区間のうち、茂原長南IC〜県道茂原大多喜線の2工区約4qについて、19年度の開通を目標に重点的に整備を進めている。
 橋梁は整備区間7・2qで7橋が計画され、このうち2工区約4q区間で1〜4号の4橋を予定。4号橋を除いて完成。残りの5〜7号の3橋は3工区約2・5q区間に建設する。
 これまでに完成した3橋の概要と施工者は次の通り。
 【1号橋】
 ▽概要=ポステンPC5径間連結コンポ桁、橋長182m▽施工者=下部工その1:三枝組(11年度)、同その2:金城組(同)、同その3:丸信工業(同)、同その4:関東建設(同)、上部工:ピーエス三菱(12年度)
 【2号橋】
 ▽概要=鋼3径間連続非合成鈑桁、橋長96・5m▽施工者=下部工その1:緑川組(13年度)、同その2:安川(同)、上部工:東京鉄骨橋梁(14年度)
 【3号橋】
 ▽概要=ポステンPC3径間連結コンポ桁、橋長82m▽施工者=下部工その1:三浦建設工業(14年度)、同その2:三枝組(14年度
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