能登町は「(仮称)小木地区交流センター」の整備に向け、年度内に設計に着手する方針だ。今後、業務委託の発注準備を本格化させる。
小木地区都市再生整備計画事業(15〜19年度)の一環。既存の小木地区活性化センター(RC造2階建て延べ約907平方b)を改修するとともに、隣接する町民研修センターを解体した跡に新設する形で整備する。
増築部分は平屋建てを想定し、多目的ホールを中心に構成。地元に伝わる「小木とも旗祭り」や「袖キリコ祭り」の準備スペースなどに活用してもらい、住民の多世代間交流を促す。談話カフェなども配置する。
活性化センターでは、公民館事務室を改修して図書コーナーなどを整備し、誰もが気軽に立ち寄れる憩いの場を設ける計画だ。延べ床面積は既存施設と増築部分を合わせ1440平方b程度を予定している。
事業費には2億6000万円程度を見込んでおり、町は19年度の工事着手を視野にスケジュールを具体化していく方針である。