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建通新聞社(東京)
2017/10/26

【東京】都 鹿浜、東糀谷の2団地建替で設計者特定

 東京都東部住宅建設事務所は「都営鹿浜五丁目団地基本設計」を相和技術研究所(品川区)に、「都営東糀谷六丁目団地基本計画・基本設計」を杉原設計事務所(新宿区)にそれぞれ委託する。いずれもプロポーザル方式で選定し、10月25日に両社の見積もり額で契約することを決めた。老朽化した既存アパートを取り壊し、鹿浜は670戸程度、東糀谷は830〜900戸程度の住宅に建て替える計画。26日に随意契約を結んで設計作業を開始する。
 鹿浜五丁目団地は、築後45年が経過して建物や設備の老朽化が進行している都営鹿浜五丁目アパート(足立区鹿浜5ノ24、敷地面積約4万2400平方b)を建て替えて整備する。
 敷地内にある14棟(754戸)を全て取り壊し、跡地に鉄筋コンクリート造で約670戸の住宅を新築する。付帯施設として集会所2カ所や駐輪場、駐車場、ごみ保管施設などを配置する。
 基本設計の履行期間は75日間。契約予定額(税込み)は1792万8000円。
 一方、東糀谷団地は、完成から50年以上経過している都営東糀谷アパート(大田区東糀谷6ノ9、敷地面積約3万7000平方b)を建て替えて整備する。
 既存の1〜7号棟(833戸)を全て解体し、鉄筋コンクリート造で約830〜900戸の住宅を建設する計画。
 今回委託する業務では、団地全体の基本計画を定めた上で、第1期として想定する約350戸の住宅の基本設計をまとめる。駐輪場や駐車場、集会所、ごみ保管施設といった付帯施設の設計も併せて実施する。
 敷地内にある区立公園については、建て替え後も約1万平方b(緑地を含む)の規模で確保する。7号棟にある区立保育園も第2期以降に建設する住宅の中に配置する考え。
 基本設計の履行期間は90日間。契約予定額は1490万4000円。

提供:建通新聞社