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秋田建設工業新聞社
2017/10/25

【秋田】運転免許センター庁舎建替/平成30・31年度の2カ年で設計へ

 県警察本部会計課は、秋田市新屋南浜町にある運転免許センター庁舎の建て替えで、来年度当初予算に2カ年分の設計費を要望し、予算を確保できれば平成30・31年度の2カ年で設計を行う方針だ。あきた公共施設等総合管理計画の「個別施設計画」(警察行政施設)によると、工事は32年度から35年度までの3年間で行う考えで、実施計画の概算額は49億6,400万円(設計含)となっている。
 計画は、築後42年が経過し、今後10年以内に耐用年数を経過するため、35年度までに交通機動隊庁舎と複合化して建て替えを行うもの。
 同庁舎は昭和49年に建設された鉄筋コンクリート造3階建て、延べ床面積7,418.26m規模。経年による暖房設備(ボイラー)の老朽化や、エレベーターが設置されていないなどバリアフリー対策に課題を抱えており、暖房設備改修など機能維持のための修繕を必要に応じて行っている。
 今後は、来年度当初予算に2カ年分の設計費を計上し、予算を確保できれば30・31年度の2カ年で設計を行う見通し。現在地での建て替えを予定しており、順調に進めば32年度に着工、35年度の完成を目指す。


提供:秋田建設工業新聞社