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　北越後農業協同組合（新発田市島潟字弁天１３４１番地１　石山正博経営管理委員会長）は、本店の移転新築に係る基本設計を基設計に委託し、年内の業務完了を目指している。
　担当者によると、順調ならば年明けにも実施設計に着手し、３月にもまとめる予定。工事は５月ごろにも指名競争入札を実施する見通し。完成予定は１９年２月で、４月の一部供用開始を目指す。構想段階の想定建設費は１０億円以内としており、可能な限り工事費を削減するため、協議が進められている。
　新発田市島潟地内にある現在の本店はＳ造一部２階建て延べ５１８平方メートルで、老朽化・狭あい化が進んでいることから、本店向かいの用地を取得し、新たな施設を整備する。想定規模は２階建て延べ２５００平方メートルから３０００平方メートルで、本部機能のほか、金融共済店舗を併設した総合事業を行う拠点とする計画だ。