第1回福井市新ごみ処理施設整備基本計画策定委員会が23日開かれ、委員長に福井工業大学の高島正信教授を選出したほか、18年10月に整備基本計画案を取りまとめ、11月に東村新一市長に報告など、今後のスケジュールを協議した。
委員会は学識経験者や有識者、各種団体の代表者計6人で構成。初会合の今回は委員長に高島教授、副委員長には福井工業高等専門学校の奥村充司准教授の就任が決まったほか、基本計画の構成やスケジュールなどを協議した。
計画によると新ごみ処理施設は現クリーンセンター(寮町50―41)の西側隣接地が建設候補地で、必要規模は災害ごみ処理余裕率10%を加算して275トン/日と設定。22年度から建設し、26年度に稼働へと運ぶ予定だ。
越廼、清水両地区を含め市全域の燃やせるごみを対象とし、汚れてリサイクルできないプラスチック類も焼却。処理方式については、焼却ストーカ式、焼却流動床式、溶融流動床式、溶融シャフト式の中から最適な方式を選定する。
整備基本計画策定業務、PFI手法等導入可能性調査はエックス都市研究所(大阪支店)が担当。