鳴門市は、公共下水道の効率的な事業実施計画の策定を開始した。委託先はニュージェック徳島事務所(徳島市)。2018年3月15日までの期間で業務を進める。
市の公共下水道事業計画を変更するに当たり、事業計画の策定と事業認可申請図書の作成、ストックマネジメント(管路施設とポンプ場施設)の実施方針を求めるもの。事業計画の範囲は、流域関連公共下水道の汚水計画のみ(事業計画E)で、面積239fが対象。
一方、ストックマネジメントは、管路施設とポンプ場施設を主対象に、長期的視点で施設の今後の老朽化の進捗状況を考慮し、リスク評価などによる優先順位付けなどを行った上で、施設の点検・調査、修繕・改築を実施し、施設管理を最適化させるための方向性(実施方針)を求める。対象は、管路施設が雨水・汚水とも対象で面積339f、ポンプ場施設が撫養と高島の分流式雨水ポンプ場と大桑島と小桑島西のマンホール形式(汚水)ポンプ場が対象となっている。
提供:建通新聞社