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群馬建築士会（田仲豊会長）は15日、栃木県建築士会（青木格次会長）と合同で太田市美術館・図書館と太田市民会館の施設見学会を開催した。当日は両会員50人近くが集まり、両施設の見学や交流食事会を楽しんだ。
太田市美術館・図書館では設計を担当した建築家の平田晃久氏による施設案内を実施。建物の構造や設計時のコンセプトを参加者に説明した。太田市民会館では、香山壽夫建築研究所の長谷川祥久氏が施設を案内。参加者は説明を聞きながら写真を撮るなどしていた。
建築士会の会員は、大震災などの際に被災した建築物を調査し、余震などによる倒壊の危険性を判断することにより、人命にかかわる二次的被害を防止するために応急危険度判定を行う。今回の見学会は県を超えて交流することで、有事の際の両県に関する協力体制の強化を目的としている。