学校法人東洋大学(文京区)は北区内にある赤羽台キャンパスにライフデザイン学部を移転する。同法人と北区、UR都市機構の3者間の協定に基づき取得した校地に移転用の建物を新築する。設計者を検討しており、2020年度内の完成を目指す。
延床面積2万1000平方b程度の建物を想定。移転対象はライフデザイン学部・ライフデザイン研究科で、入学定員は合わせて595人。
建設予定地は、北区赤羽台1ノ7ノ11。
移転について福川伸次理事長は「北区は高齢化率が東京特別区内で最も高く、福祉系学部の設置が地域課題の解決や魅力あふれるまちづくりにつながっていくことに期待する」とコメントしている。
ライフデザイン学部は現在、埼玉県朝霞市内の朝霞キャンパス内にあり、移転後の跡地を学生用のスポーツ施設、部活動などの施設として継続して利用する。
提供:建通新聞社