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建設業労働災害防止協会群馬県支部館林分会（原初次分会長）の建設業労働災害防止館林地区大会が13日、館林市内のジョイハウスで開催、会員ら約１２０人が参加し、労働災害撲滅へ決意を新たにした。
冒頭の主催者あいさつで原分会長は多数の来賓の臨席に謝意を表したのち「建設産業の労働災害防止は、人権尊重の観点はもとより建設産業が国の基幹産業として今後も健全に発展し、国民の期待に沿うためにも不可欠なこと」と訴え、続けて「本日は午前中に環境すみずみ隊がパトロールを行い、引き続きこの大会にも参加いただいているが、これからも女性の目線で工事現場の環境、安全をチェックしていただき労働災害防止の一役を担っていただきたい」と呼び掛けた。
引き続き、太田労働基準監督署の城詰美智晴署長が「全国での建設業の休業４日以上の労働災害は大幅に減少している。（このことは）皆さまが地道な安全衛生活動に取り組んできた結果のたまもの。今後も積極的に労災防止を推進していただき、併せて働き方改革にも取り組んでいただきたい」と述べた。
来賓あいさつで館林市の須藤和臣市長は「館林は夏場は暑く冬は寒いので、職場の安全管理だけでなく健康管理システムも構築いただきたい」と訴えた。さらに、「管内の交通事故は増加しているが、法令を遵守していればそのほとんどが回避できる。交通ルールの徹底をお願いしたい」とする館林警察署の諸岡新一署長の式辞を根岸哲也交通課長が代読した。
このあと、安全講習に移り、太田労働基準監督署の荒井教隆安全衛生課長が「建設業における安全衛生の現状」、また館林警察署の根岸交通課長が「交通事故防止について」それぞれ説明した。
続いて、長良神社の中島宮司が管内の安全を祈願し、最後に参加者全員で安全の誓いを力強く読み上げた。