全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

大阪市と大阪港トランスポートシステム（ＯＴＳ）は、両者が所有する咲洲コスモスクエア地区の４区画を一体開発する事業者を募集する。11月20〜24日に計画提案を受け付け、12月下旬に審査結果を通知。審査通過者を対象に土地売却価格提案の審査を実施し、予定価格以上で最も高い価格提案を行った者を事業予定者に決定する。
　開発の対象となるのは、１〜４の４区画で、面積は計約４・４�f。計画提案では、住宅以外の機能の延べ床面積が、全体建築物の延べ床面積の３割以上とすることや、区画４については、ペデストリアンデッキを整備することなどを条件としている。
　応募資格は、同プロポーザルで提案する全ての建物用途（商業施設、ホテル、オフィス、住宅など）について、過去10年以内に同種の開発実績があることなど。
　市では４月、複合一体開発の市場性の有無について事前確認を実施。複数の事業者から、土地を取得し開発したいとの意向が示されたことから公募に踏み切った。今回の公募には、事前確認に参加しなかった者も応募が可能となっている。
　各対象区画の概要は次の通り（�@面積�A予定価格�B建築工事の着工期限�C完成期限）
　▽区画１（住之江区南港北２丁目19ノ５〜７）�@約１・２�f�A10月２日公表予定�B２年以内�C５年以内
　▽区画２（住之江区南港北２丁目18ノ15〜17）�@約１・２�f�A〃�B４年以内�C７年以内
　▽区画３（住之江区南港北１丁目41ノ５、６、11）�@約１・６�f�A〃�B６年以内�C９年以内
　▽区画４（住之江区南港北１丁目43ノ４、５）�@約０・３�f�A８億９９１０万円�B８年以内�C11年以内