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　社会福祉法人誠慈会（常陸太田市新宿町１４２７−３、藤井俊宥理事長）を代表とする事業者３者が、那珂市内に約３３００�u規模の特別養護老人ホーム、クリニック、院外薬局を建設することが分かった。工事の一般競争入札を12月にも公告するもよう。建設地である瓜連駅北側約１万１０００�uの土地はすでに市から購入している。設計は�潟с}ト建築設計事務所（水戸市）が担当した。
　対象地はＪＲ水郡線瓜連駅北側に位置する旧日本サーボ�渇Z連工場跡地（那珂市瓜連１２００−１ほか）。面積は１万９４３�u、購入額は１億８２６万１１５８円。
　面積と購入額の内訳は、特別養護老人ホームの７６４３・４３�uが７５６１万７８９２円、クリニックの２３４５・０１�uが２３１９万９６２５円、院外薬局の９５４・５６�uが９４４万３６４１円。
　整備計画のメインとなるのは70床の特別養護老人ホーム。付随する形で、医療法人藤慈会がクリニックを、�潟Nオンが院外薬局を設置する。想定する施設の規模は、特別養護老人ホームがＲＣ造２階建て、延べ約３３００�u、クリニックが平屋約３７０�u、院外薬局が平屋約80�u。
　今後の整備スケジュールは、早ければ12月ごろに特別養護老人ホームの建設工事を一般競争入札で公告する。クリニックと院外薬局はそれぞれの運営者が異なるため、別個での発注となるもようだ。２０１９年１月ごろのオープンを目指していく。
　この事業は、那珂市が16年度に「瓜連駅北側市有地等活用提案プロポーザル」として、特色ある新たなにぎわいづくりに寄与し、雇用の創出や周辺地域への経済効果に期待できる提案を募集したもの。参加事業者２者のうち、同法人が事業者に選定された。
　なお、同法人は約４８００�u規模の特別養護老人ホーム「ユーハイム常陸太田」（常陸太田市）を13年に建設。その際の施工者は�鰹H山工務店（日立市）で、落札額は11億８２８０万円（税抜き）だった。