砥部町は、防災行政無線の更新を計画しており、2017年度中に基本構想を策定する方針。
現在のシステムはアナログで旧砥部地区と旧広田地区で方式も異なるため、デジタルへ移行するとともに町内全域でシステムを統一したい考え。世帯数は8月末現在で旧砥部が8918世帯、旧広田が421世帯。現状、砥部は山間部エリアには個別受信機を配備し、市街地はスピーカー放送で対応。広田は山間地のため全戸に個別受信機が配備されている。防災行政無線にはさまざまな手法が存在するため、目的や需要にあった形態を現在検討している。
事業経費には国の緊急防災減災事業債を活用したい意向で、17年度中に方針が固まれば18年度に基本設計および実施設計を行い、19・20年度の2カ年での構築工事実施を目指す。
提供:建通新聞社