日本工業経済新聞社(山梨)
2017/10/16
【山梨】年内に仮設校舎詳細設計へ 中央市の田富北小移転計画
中央市は、リニア中央新幹線建設に伴い建て替える、田富北小学校仮設校舎設計業務の発注準備を進めている。補正で予算対応した新運動場設計にも着手する方針で、年次進める移転事業がいよいよ動き出す。
同事業は、仮設をまず建て現校舎を解体。現校庭部分に学校の体育館とプールを整備し、市民体育館・プールを取り壊した跡地に新校舎を建設する段取りで進める計画。
本年度、移転に絡んでは、仮設校舎設計をはじめ学校施設用地全体の測量、開発申請に伴う設計業務、新運動場の設計の業務を年内には発注していくよう作業を行っていく。
なお、以上4件の業務はこのほどまとめられた下半期発注計画のなかにも組み込まれており、本紙9月6日付け既報のとおり、3分離による増設庁舎建築工事も第4四半期発注として明記されている。
【写真:仮設校舎が建設され、将来的には新校庭となる自由広場。中央奥が市民体育館とプール】