日本工業経済新聞社(山梨)
2017/10/16
【山梨】県内のICT活用工事/甲府河川が年内3件
関東地方整備局は、2017年度に整備局や都県がICTを活用する工事の発注計画を10月現在でまとめた。山梨県内では関東整備局が6件、県が1件を予定し、そのうち整備局3件と県1件は契約または適用済み。残る3件は、甲府河川国道事務所が@H29富士川右岸手打沢築堤護岸工事AH29笛吹川右岸川中島環境護岸工事BH29中部横断南部IC改良(その2)工事―をそれぞれ第3四半期に発注する。
ICT活用工事では、建設生産プロセスの全段階(3次元起工測量、3次元設計データ作成、ICT建機施工、3次元出来形管理など施工管理、3次元データ納品)のいずれかでICT技術を活用するもの。
17年度に山梨県内では、甲府河川国道が「H29中部横断楮根地区改良工事」(盛土、2万8000立方m)、「H29中部横断六郷IC改良他工事」(盛土、4万7000立方m)で適用済み。「H29富士川右岸手打沢排水樋管新設工事」(盛土、1万1360立方m)は契約済み。
県では、甲府市川三郷線(田富西ランプ交差点)道路改良工事の盛土(1万6000立方m)で契約した。
第3四半期に甲府河川国道が発注するICT活用工事の概要は次のとおり。[◆工事名=@作業工程A数量]
◆H29富士川右岸手打沢築堤工事=@掘削・盛土A2万1000立方m
◆H29笛吹川右岸川中島環境護岸工事=@掘削・盛土A7100立方m
◆H29中部横断南部IC改良(その2)工事=@盛工A2万立方m