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北陸工業新聞社
2017/10/16

【新潟】上部工、盛土区間に着手へ/国道8号弁天大橋架替事業/整備局高田

 北陸地方整備局高田河川国道事務所は、国道8号弁天大橋架替工事について、新設区間の上部工や盛土区間の工事に着手する方針だ。17年度補正予算または18年度予算での対応を視野に入れているものと見られる。
 糸魚川市能生地先にある同橋は、橋長340・02メートル、全17径間のプレテンションT桁橋。竣工から45年が経過し、塩害による劣化が著しいことから、国道8号糸魚川地区橋りょう架替2事業として架替を進める。新橋は現橋から海側にスライドしたルートとし、上越側の現橋にすり付く部分を盛土区間、中央部分をPC橋による新設区間、残りは既存橋りょうの補強によるボックスカルバート区間となる。
 このうち、ボックスカルバート区間と新設区間の下部工は17年度末までに発注を終え、順次工事に着手する見通し。18年以降は新設部分の上部工や盛土区間の整備が中心となる。橋りょうの管理限界年度が近づいているため、早期の完成を目指し工事を進めていくとしている。

hokuriku