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建通新聞社
2017/10/16

【大阪】大阪市中高一貫校の設計 昭和設計を特定

大阪市は、公設民営となる中高一貫校の整備計画で、基本・実施設計などの標準プロポーザル(指名)を行い、委託候補先として昭和設計(大阪市北区)を特定した。新校舎は統合により閉校となる南港渚小学校と南港緑小学校の敷地を活用し、新築・改修して整備する計画だ。
 整備計画によると、開校前の準備として、渚小校舎(住之江区南港中3ノ7ノ13、延べ床面積6076平方b)の大規模改修と緑小校舎(住之江区南港中2ノ7ノ8、同5658平方b)の小規模改修を行う。開校後、渚小敷地内に延べ床面積1万3000平方b規模の新校舎棟を建設し、普通教室などを集約する。新校舎棟の完成後に緑小校舎を解体し、跡地にグラウンドやクラブハウスを整備する。
 業務のうち、既存校舎改修工事の実施設計と新築工事の基本設計は本年度中に着手する。その後のスケジュールは、18年度に改修工事と新築実施設計を行い、開校後の20年度に新築工事などに着手、22年度の完成を目指す。
 総事業費は約61億6500万円を見込む。内訳は▽渚小既存校舎大規模改修=6億7881万円▽緑小既存校舎小規模改修=2億0743万円▽新校舎建設(渚小敷地内)=49億0509万円▽緑小整備(校舎解体、グラウンド整備など)=3億7404万円―。