トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

鹿児島建設新聞
2017/10/13

【鹿児島】マリンポートかごしま/22万t級を受入れへ、大型対応で岸壁新設へ

マリンポート 県は、マリンポートかごしまで世界最大の22万t級クルーズ船に対応するため、新たな岸壁整備の手続きを始めたことを明らかにした。寄港数増加や船舶大型化の対応に向け、決定したもよう。県議会代表質問で堀口文治議員(自民党、出水市区)の質問に三反園知事が答弁した。
 鹿児島港では2017年、クルーズ船が過去最高となる約120回の寄港が見込まれ、予約が重複して寄港できないケースもある。また、大型化も進んでおり、現在、日本に寄港している船舶で最大となる16万t級の受け入れに向け、岸壁改良等を実施している。
 世界最大となるクルーズ船は、ロイヤルカリビアンクルーズ社の「アリュール・オブ・ザ・シーズ号」で、総トン数が22万5282t、全長は360m、全高は65m、全幅は64mもある。必要岸壁水深は11m程度が必要とされている。
 また、本港区の北ふ頭では、外国船の受け入れへ保安上必要となるソーラスフェンス等を整備中で、9月末にも完了する。既存航路等との調整を図り、18年度から5万t級が寄港可能となる。

鹿児島建設新聞space鹿児島建設新聞FACEBOOK