香川県土木部は、防災・安全社会資本整備交付金を活用し広域河川本津川改修工事の取水堰設計(佐久間頭首工)を香川設計センター(坂出市)、新川改修工事の取水堰設計(上井堰)を四電技術コンサルタント(高松市)に委託した。設計期間は佐久間頭首工が2018年3月26日、上井堰が18年3月23日で、いずれも河道拡幅に伴う更新工事に伴う設計業務。設計ストックとして将来的な次期施工に備える。
佐久間頭首工は広域河川本津川で支流古川合流部から上流の未改修区間にある農業用取水のための既設のコンクリート固定堰を、本津川改修による河道拡幅に伴い、ゴム堰(引き布製起伏堰)に更新する。同堰は、現固定堰の2倍程度となる延長14・4b×2径間規模。予定高は約2・3b。場所は高松市鬼無他。
上井堰も新川改修に伴いコンクリート製(延長18b)の既設固定堰を、鋼製の23b×1径間の堰に更新する計画。順次進めてきた新川の河川改修で、次に更新する優先堰。場所は三木町氷上他。
提供:建通新聞社