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　東栄町は、新保育園の建設を計画しており、基本・実施設計の事業者をプロポーザルで募集している。10月20日まで参加表明書を受け付ける。書類審査などを経て11月16日にヒアリング審査を行い、11月中に審査結果を公表、契約する予定だ。２０１９年４月の開園を目指している。
　委託限度額は２１６０万円（税込み）。設計期間は18年３月15日まで。概算建設事業費は４億円。本体工事は、18年上期に発注する予定で予算を確保し、19年４月の開園を目指している。
　計画によると、既存の本郷保育園（本郷字大森１）と下川保育園（下田字平井42）を統合し、東栄小学校（本郷字上桜平28ノ１）隣接地の町有地約３０００平方�b以内に新築する。
　施設規模は、木造平屋９９０平方�b程度。園舎には、保育室５部屋、遊戯室、事務室、医務室、子育て支援室、調理場などを整備する。その他、屋外遊戯場、屋根付水泳場などを設ける。保育室想定では、定員は90人。設計期間は２０１８年３月15日まで。
　プロポーザルのスケジュールは、10月20日まで参加表明書を受け付け、第一次審査の結果を10月27日に通知する。応募者多数の場合は上位５者程度を選定する。第二次審査の提案書は11月８日〜14日まで受け付け、ヒアリングを11月16日に実施する。11月中に契約候補者を選定し、契約する見込み。
　応募資格は、愛知県内に本店・支店・営業所があり、東栄町の入札参加資格者を有するなどとし、元請けとして幼稚園や保育園、それに準ずる施設の新築設計実績を求めている。
　設計の基本的な考え方として▽地元産材を有効活用する▽太陽光など自然エネルギーを利活用する▽周辺環境の活用を含むカラーパースおよびジオラマ模型とする▽敷地内に児童公園を整備する予定で配置について考慮する―などを盛り込むことになっている。

提供：建通新聞社