日本技術士会北陸本部(大谷政敬本部長)は6日、『女性・若手で考える「建設関連産業の未来」の集い』を新潟市中央区で開催。産官学から約80人の女性・若手技術者が参加し、建設産業の未来について、会社や組織などの垣根を越えて、本音で語り合った。
冒頭、小酒欽弥青年技術士交流委員会委員長は「この街は皆さんの先輩がつくった。これからの新潟は皆さんがつくっていく」と呼びかけ、仕事の取り組み方や職業選択の一助となるよう活発な意見交換を促した。
講演会でははじめに、『僕らが描く建設産業の未来像』と題して新潟大学の大竹雄准教授が講話し、学生が建設業に持つイメージなどを紹介した上で「建設産業は社会に貢献するという大儀がある。明るい未来「新潟モデル」を一緒につくりましょう」と産官学の枠組みを超えて交流を深めていくことを約束した。続いて、産官学それぞれの視点から建設関連産業について語られたほか、『建設関連産業での女性・若手が活躍するためのロードマップ』をタイトルにパネルディスカッションも行われた。
共催は新潟大学工学部社会基盤工学プログラム、後援が土木学会企画委員会若手パワーアップ小委員会、新潟県建設業協会、建設コンサルタンツ協会北陸支部、新潟県地質調査業協会、新潟県測量設計業協会。